ゆりかごから墓場までMarketing report vol.5
「ゆりかごから墓場まで」というキャッチフレーズはご存知ですね?
生まれてからあの世に行くまで充実した福祉で国民を守るとうことです。
これはもともと、イギリスの社会福祉制度の充実ぶりをアピールするものだったのですが、いつの間にか「長期間にわたって面倒を見る」ことを表わす言葉として通用するようになったんですね。
例えばこんな例があります。
部品を製造するときに使う機械メーカーのケースです。
以前は価格競争、値引き率の勝負だったのですが、最近は壊れた機械をいかに迅速に修理するかというサービスに変わってきたのだそうです。
製品を作る機械が止まってしまっては商売になりませんよね。だから少しの値引きよりも機械を止めないことのほうをユーザーは優先します。
納品先に莫大なペナルティーを支払うリスクを考えると当然の選択かもしれません。
そのメーカーは機械が壊れると24時間以内に復旧させる特急サービスを実施しているとか。
機械とメーカー本社が通信回線をつないで、機械が不調になるとメーカーが先回りして修理の準備を始める仕組みができている、見事な体制ですね。
値引きよりも長期的な安心の提供を優先したおかげで、この機械メーカーは業界の首位を独走しているそうです。
こんなことできませんかね?
あなたの扱っている商品(サービス)に「ゆりかごから墓場まで」(長期間にわたって面倒を見る)
という付加価値はつけられないでしょうか?
あるヘアサロンの話ですが、気に入る髪形になるまで一定の期間何度来店されても良い、といったサービスを展開しているという話を聞いたことがあります。長期とはいえませんが、似たサービスですね。
付加価値をつけることで、価格競争に巻き込まれず適正粗利か確保できます。
うちの業界は聞いたことがない、そんなの無理と決め付けないでください。
良く考えてみる価値はありそうですね?







